千葉県知事の危機管理は不安だ

9月5日から、今夏4回目の蜂窩織炎の点滴治療のため千葉青葉病院に入院していた。9月12日までは、9月14日退院を予定していたが、昨日(9月13日)の午後退院した。
テレビで見ていると、ボクの住む千葉市も含めて千葉県は壊滅状態という雰囲気だ。実際、千葉県南部は「台風」という巨大竜巻に蹂躙され停電、断水、通信不通とインフラが滅茶苦茶状態となっている。ボクの家は停電、断水もなく、築60年のわが家も強風に耐えたが、同じ町内でも義兄の家の屋根は強風で吹き飛ばされ、近所のコンビニは9月11日まで停電していて、13日の午後に商品もそろったようだ。
4軒先のアパートも停電していて、被害は紙一重だ。
それにしても、台風が千葉市に上陸して数日、出たがりの森田健作こと鈴木栄二千葉県知事をテレビ画面で観ることがなかったのは不思議だ。どこにいたのか不明だが、千葉県の対応は後手に回っていた。
小泉環境大臣が「気候変動」と言って、「温暖化」と言わないのはチョッとエライ。ボクの授業では「『地球温暖化』という人間は、正しく問題を理解できていない」と話していた。極端な気象現象がしばしば起きるのが「気候変動」だ。国連レベルでは台風の大型化、強力化は想定されていて、決して想定外ではない。この国の国民を守るという現実が、いかに脆いものかが明らかになったのが今回の台風被害だ。

千葉の大規模停電 想定外では済まされない
2019年9月13日:毎日新聞

 関東を直撃した台風15号の影響で、千葉県を中心に大規模な停電や断水が発生した。市民生活への深刻な影響が続いている。
 猛暑が重なったために、多数の住民が熱中症で搬送され、中には亡くなった人もいる。エアコンの利かない部屋で、水分の補給も十分できない状態だった人もいるようだ。
 各地の災害拠点病院には、他の病院から入院患者の転院が相次いでいる。だが、非常用発電機を稼働させて何とか耐えしのいでいる状況だ。
 自衛隊などが給水支援に入っているが、特に今後も停電が続く地域では、物資の支援を絶やしてはならない。1人暮らしの高齢者が自宅にとどまっていないか見回りも必要だ。
 なぜ、ここまで影響が広がってしまったのだろうか。
 台風15号は関東に上陸した台風としては過去最強クラスだった。千葉市では最大瞬間風速57・5メートルを観測した。この暴風のため、10日時点で電柱84本、鉄塔2基が倒壊し、停電は最大時で東京電力管内の約93万戸に上った。
 東電は当初、11日朝までに停電を約12万戸まで減らす見通しを示していた。だが、倒木が想定以上に広がっていたために復旧作業が難航し、30万戸前後で停電が続いた。こうした見通しの甘さが混乱に拍車をかけたといえる。
 北海道地震など昨年相次いだ災害を受け、経済産業省が設置した有識者会議は、全国の大手電力の送配電設備を緊急点検した。その結果、すべて省令で定める強度の基準に照らして問題ないと確認された。
 だが、災害時の設備の不具合には多くの要因が絡む。それらを「想定外」で済ませるわけにはいかない。
 昨年9月に近畿を襲った台風21号では、電柱1300本以上が倒壊・破損し、最大時で約168万戸が停電した。暴風が直接の要因ではなく、倒木や飛来物が倒したケースが多かった。
 そして今回、2年続けての大規模な停電となった。電柱などの強度基準の見直しや、設備自体の更新などを検討すべきではないか。
 自治体も、庁舎や避難所など災害時に拠点となる施設で電源の確保に課題があった。備えを再点検する必要がある。

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